【FIREを目指すなら!】ポイント還元で得する証券口座の選び方

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投資信託や株式の購入に利用する証券口座は、証券会社によってポイント還元に差が出ます。
せっかく同じお金を運用するなら、少しでもお得に増やせる証券口座を選びたいですよね
本記事では、筆者が実際に利用している証券口座を中心に、各社のポイント還元率を比較しながら、おすすめの証券口座を紹介していきます。
FIREを目指して資産形成をしている方、これから投資を始めたい方はぜひ参考にしてください!

目次

証券口座選びのポイント

買いたい投資商品の取り扱いがあるか

筆者が実際に購入していておすすめできる投資商品は、以下の2つのインデックスファンドです。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

これらのファンドは、信託報酬(運用コスト)が非常に低く抑えられているのが大きな魅力です。
米国や全世界の幅広い企業に分散投資できるため、市場全体の成長にあわせて資産を増やしていける可能性があります。

インデックスファンドはなぜ手数料が安い?
インデックスファンドは、S&P500などの指数に連動するように機械的に投資を行います。
そのため、証券会社側で複雑な運用や人件費がほとんどかからず、結果として手数料が安く抑えられます。
一方でアクティブファンドは、ファンドマネージャーが市場を分析し、投資先や売買のタイミングを判断して運用します。
こうした作業に人件費がかかるため、手数料が高くなります。

2023年10月にスタートした『楽天・プラス』シリーズは、eMAXIS Slimシリーズよりもさらに低コストで運用できる点が魅力です。
ただし、いくつか注意点もあります
楽天・プラスシリーズはまだ運用が始まったばかりの商品であるため、純資産総額がeMAXIS Slimと比べてかなり小さいのが現状です。
そのため、途中で運用が終了してしまう「償還リスク」がある点には注意が必要です。
万が一、運用途中で償還されてしまった場合には、その時点でファンドを売却し、現金化する必要があります。
長期投資を前提にしている場合は、こうしたリスクもふまえてファンド選びをすることが大切です。

管理費用
(含む信託報酬)
純資産取り扱い証券会社
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)0.0814%79863.91億円ほぼ全て
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)0.05775%68583.07億円ほぼ全て
楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド0.077%6347.60億円楽天証券
楽天・プラス・オールカントリー株式インデックス・ファンド0.0561%4375.65億円楽天証券

一方で、手数料や信託報酬が高いアクティブファンドはおすすめしません
アクティブファンドは、購入した時点でコスト分だけ資産が目減りしてしまうため、スタート地点がすでにインデックスファンドと比べてマイナスになってしまいます。
さらに、高いコストを証券会社に払ったからといって、プロのファンドマネージャーが継続的に市場平均を上回る運用成績を出せるとは限りません。
むしろ、過去の実績からすると、長期的にはインデックスファンドに劣るケースも多く見られます。
長期的な資産形成を目指すなら、こうした高コストのアクティブファンドは大きなハンデになり得るため、おすすめできません。

ポイントの使いやすさ

せっかく証券会社からポイント還元を受けても、普段使わないお店やサービスでしか使えないポイントではあまり意味がありません。
意識しなくても日常的に消化できるポイントを付与してくれる証券会社を選ぶことが、ポイント還元を最大限に活かすコツです。

筆者おすすめの証券会社

結論、筆者のおすすめの証券会社はこちらです。

  • 楽天証券
    楽天ポイント還元!
    楽天市場で買い物される方に、おすすめです。
  • SBI証券
    VポイントやPaypayポイントに還元!
    三井住友カードユーザーや、Vポイントを積極的に貯めている方におすすめです。

楽天証券の魅力を解説

楽天証券では、楽天カードで投資信託を購入すると0.5%の還元率で楽天ポイントを獲得できます。

さらに、楽天市場での買い物でもポイントを効率よく貯められます。
楽天カードを利用すると、楽天市場でのポイント還元率は通常3%。
楽天銀行で給与を受け取ると +0.5%
さらに、楽天証券で投資信託を購入すると +0.5%
と加算され、合計で4%の還元率になります。

また、「お買い物マラソン」や「5と0のつく日」など、楽天市場で毎月開催されるポイントアップキャンペーンを活用すれば、さらに多くのポイントを獲得することが可能です。
貯まった楽天ポイントは、楽天市場での買い物に使えるほか、楽天ペイを通じてスーパーやドラッグストアなどの実店舗でも利用できるため、使い勝手は抜群です。

楽天市場でポイント還元を受けるための注意点として、『楽天ポイントコース』と『マネーブリッジ』を設定している必要があります。
また、投資信託購入時に利用可能な楽天ポイントを使用する『ポイント利用設定』の上、毎月3万円以上の積立を行う必要があります。

  • 楽天ポイントコースとは?
    楽天カード決済による積立などの取引で獲得したポイントを自動的に楽天ポイントに交換するコース。
  • マネーブリッジとは?
    楽天銀行口座と楽天証券口座をリンクさせるサービスのこと。
    この設定を行うことで、楽天証券口座への入出金がいつでも無料でできるようになります。
    楽天ポイントを最大限に獲得するため、楽天証券を利用する場合は、楽天銀行の口座も必ず併せて開設しておきましょう。

どれくらいのポイント還元を受けられるかシミュレーションしてみましょう。
例えば、NISAのつみたて投資枠で毎月3万円を eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) に積み立てる場合、楽天カードでの決済で最大毎月150円分のポイントを獲得できます。
さらに、楽天市場で月に1万円の買い物をする場合、楽天カード&楽天銀行ユーザーであれば最低でも4%還元=400円分のポイント を獲得可能。
つまりこの場合、月に550円分のポイント還元を受けることができます。

SBI証券の魅力を解説

SBI証券には、投資信託の保有金額に応じて毎月ポイントを受け取れる『投信マイレージ』サービスがあります。
獲得できるポイントは以下の5種類から選択可能です。

  • Vポイント
  • PayPayポイント
  • Tポイント
  • dポイント
  • JALマイル

筆者がおすすめするインデックスファンドでは、以下のポイント付与率となっています。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)⇒0.028%
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)⇒0.0175%
例えば100万円分のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を保有している場合、毎月280円分のポイントを獲得することができます。

さらに、三井住友カードが発行するクレジットカードを使えば、クレジットカードでの積立投資が可能です。
積立額やカードの種類に応じて、『投信マイレージ』に追加でVポイントを獲得することができます。
すでに三井住友カードを持っている方や、Vポイントを積極的に貯めている方に、SBI証券はおすすめです。

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